8がけ社会×朝日地球会議plus
「地方×都市 関係人口を再考する~山形・庄内地域の実践から~」
山形県は今年5月、1925年以来100年ぶりに人口が100万人を下回りました。
人口減少は29年連続。背景には進学・就職などで県外へ転出する若者や女性が多いことが挙げられています。
さらに2050年には、およそ71万人にまで減るとの見通しもあります。
人口減少は日本全体の問題です。
15年後の2040年に日本で働く現役世代は今の8割の水準にまで減り、人手不足が深刻化する「8がけ社会」が到来します。
その中でも縮小が激しい地方の街が持続可能な未来を描くには――。
私たちにできる手立てを考えます。

2025年8月26日(火)に、山形県酒田市で開いたイベントの動画をオンライン配信しています。
 朝日IDのログインで、視聴できます(無料)。詳しい視聴方法は下記【イベント概要】で案内しています。

【プログラム】
◇第1部「地方都市で持続可能な社会を作る」

山形県酒田市を代表する観光名所・山居倉庫の前に2023年、3階建ての集合住宅が建ちました。
移住者と地元市民が共に協力しながら地域の課題を解決してほしいと願う酒田市の呼びかけに、地元の生産者と40年の取引実績を持つ生活クラブ連合会(東京)が「産地の持続可能性を高めたい」と応じたものです。
東京の企業が地方の持続可能性を高めようとする狙いはどこにあるのか。
仲介役を担った地元企業の役員と共に考えます。

<出演者>(敬称略)
・矢口明子(酒田市長)
・伊藤由理子(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会顧問)
・茂木陽一(株式会社平田牧場専務執行役)
・筒井一伸(鳥取大学地域学部教授)

◇第2部「生産者と消費者、ゆるくつながる『関係人口』」

都市に住みながら継続的に地域と関わる「関係人口」。
国の地方創生にも盛り込まれましたが、鍵を握るのは「顔の見える」関係性です。
山形県の庄内地域と生活クラブ連合会は、産地の見学会や都市での勉強会などを通じ、半世紀にわたって生産者と消費者の交流を続けてきました。
取り組みは今、庄内への移住や昨夏の豪雨災害での支援などにつながっています。
こうしたネットワークをいかにつなげていくのか。
生産者や移住者たちと考えます。

<出演者>(敬称略)
・松永裕美(遊佐町長)
・伊藤由理子(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会顧問)
・西村修(仮設機材工業株式会社代表取締役)
・池田恒紀(庄内みどり農業協同組合遊佐町共同開発米部会事務局長)
・代田佳子(首都圏からの移住者)
・筒井一伸(鳥取大学地域学部教授)

コーディネーターは長谷文(朝日新聞社ゼネラルエディター補佐)が務めます。

全体で約2時間の内容です。お申し込みいただいた方は期間中何度でもご覧いただけます。
※朝日ID会員でない方は、朝日IDの登録(無料)が必要です。

【イベント概要】
主催朝日新聞社
協賛生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
配信期間2025年9月17日18:00~2026年1月15日23:59(日本時間)
参加費無料
視聴方法9月17日18時以降、下部に表示されるサムネイルをクリックしてください。朝日IDでログインすれば視聴できます。朝日IDをお持ちでない方は新規登録してください。
視聴申込期間2025年9月17日(水)18:00~2026年1月15日(木)21:00(日本時間)
視聴申込方法◆朝日ID会員、朝日新聞デジタル有料会員の方
この下にでてくるサムネイルを押した後、視聴画面の「ログインして視聴する」ボタンをクリックして朝日IDのログイン画面まで進み、朝日IDでログインしてください。
◆まだ朝日ID会員でない方
この下にでてくるサムネイルを押した後、視聴画面の「ログインして視聴する」ボタンをクリックして朝日IDのログイン画面まで進み、「朝日IDに登録」から朝日ID登録手続きにお進みください。
お問い合わせ朝日地球会議事務局
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